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忙中閑
2008/04/27

国会においては、民主党が何がなんでも政局まで政府与党を追い込んでいくのだという姿勢で行動しておられるため、なかなか物事が進まなく福田総理はじめ、みんながイライラしている状態です。

そんな折、少し時間を見つけて東京国立博物館へ行って参りました。

3月25日から「国宝薬師寺展」が開催されています。

薬師寺金堂の薬師如来様の両側にお立ちいただいている国宝「日光菩薩立像・月光菩薩立像」他、たくさんの宝物が東京まで出張して来ておられます。
特に「日光菩薩立像・月光菩薩立像」は光背(仏様の背中に取り付けられているもの)を外して展示してありますので、お二人の後姿も見られる訳であります。
私も薬師寺において前からは拝ませていただいたことはありますが、今回初めて素晴らしい後姿も拝見させていただくことができました。

驚いたのは、平日でありながら博物館の正門から展示場である平成館まで、人波が途切れることなく続いていることです。
事務所へ帰り入場者数を調べて、またビックリしました。
博物館によると3月25日から4月20日(3日休館)の24日間で約203,000名(1日平均8,458名)の入館者があり、他の特別展と比べると、非常に多い来館者でにぎわったようでした。

この数字を見て簡単に考えてはいけないのですが、現代人が日本人としての『心』、歴史・文化・伝統の中で育まれてきた私たちが決して忘れられない『何か』に飢えているのではないかと思いました。

世知辛い世の中で一人一人が心を満たしたいという、そういった思いもあるのではないでしょうか。

東京国立博物館では、今年の『薬師寺展』の開催、来年に『興福寺展』、そして2010年には『東大寺展』が開催される予定になっています。
奈良の良き歴史の歩みが、東京でも再評価されつつある今、2010年に行われる『平城遷都1300年祭』を奈良の行事というスタンスだけではなく、国を挙げての行事として盛り上げ、失いつつある『何か』を皆さんが発見できる機会にしていければと思います。

古都奈良が2010年を境に変わろうとしています。
いや、変えなくてはならないのです。

『心』を一つにして、強く念じれば、私は叶うと信じています。



「調査捕鯨妨害」について考える
2008/03/08

米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」のメンバーが、南極海を航行中の日本の調査捕鯨船「日新丸」に薬品などを投げつけ、日本人3人が負傷させられる事件がおきました。
自分たちの思想に合わない、よって暴力を行使するというのであればテロ行為と同じであります。

これまで捕鯨をめぐる問題は、国際的に賛否の両論があり、日本側の伝統・食文化を否定され、牛肉はOKで、鯨はダメといった一方通行の議論にならないように、IWC(国際捕鯨委員会)など国際ルールの中で、これまでも日本は主張して参りました。

「シー・シェパード」の主張は「自然保護」ということですが、テロ行為に近い活動をする集団が平和を訴えているような話ではいかがでしょうか。また今後も妨害を続けると公言しております。

「シー・シェパード」には、自分たちの常識が世界の非常識ということを解ってもらうために、関係各国が徹底した対応をするよう日本政府としても、一層の努力が迫られています。

これまでの歴史を振りかえってみると、暴力によって問題を解決しようという発想によって戦争に至り、その反省は今日においても、個々人によって異なるというのが非常に残念でなりません。けっして暴力が問題解決の糸口にならないのですから……



「議会人としての良識」
2008/03/05

平成20年度予算及び歳入法案が2月29日衆議院を通過しました。
ご存知の通りタイムリミットがあり、特に歳入関連法案については参議院もでしっかりと審議時間を確保した上で、議論していただきたいという思いが与党にはあります。

当日、午後9:45から始まった国会は、自公そして共産党が出席、その他民主党をはじめ野党のみな様は、欠席されました。
これまで衆参ねじれ国会という状況下で、与党側は両院議長のあっせんを誠実に実行すべく行動して参りました。
野党は「審議尽くされていない」「もっと審議の時間を取れ」とおっしゃっておられましたが、予算委員会においても85時間もの審議(昨年は66時間30分)、例年とは異なり地方公聴会を開催し、また財務金融委員会では参考人聴取を含め、例年の数倍の時間と審議を尽くして、ていねいな国会運営を続けて参りました。
これらの一連の流れを、マスコミはあまり報道していないようでありますが、このあたりを河野洋平議長も認識され、最後には本会議開催のベルを押されました。

空席の目立つ本会議場。

衆議院という言論の府において議会人が本会議を欠席するということは、会社に例えると職場放棄と同じであり、会議の欠席の意味は皆さんにもご理解いただけるかと思います。

この流れを受け国会は審議の舞台を参議院に移しましたが、3月4日、5日と参議院予算委員会においては民主党などが欠席し、結局、終日空転してしまいました。
お分かりの通り、3月に入っても民主党をはじめ、野党はこれを不服として審議拒否を続けております。

審議拒否を何もしないという意味で昔から「寝る」という言い方がこれまで使われてきたそうですが、今まさに野党は寝ておられる状態であります。

「少なくとも一週間は審議できない」と野党は言っているようですが、どうして「一週間」なのか私には理解できません。国民生活を考えた場合、私はとても寝ている場合ではないと思います。
参議院で多数を握る民主党が特定財源をめぐる修正協議をリードするなら話は解りますが、それも行わない。

ストライキ、サボタージュと揶揄されても仕方ないのではないでしょうか?

少なくとも参議院においても国民に対する立法の府の責任が、参議院多数を占める民主党ほか野党にある訳です。
最後には議会人として両院議長あっせんに沿って、総予算と歳入法案の年度内成立に結論が得られることになると信じておりますが、参議院の議会人が良識を発揮して頂けることを期待しております。



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